きりゅめも。

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愛犬の旅立ち

実家で飼われていた愛犬が今朝旅立っていた。享年13歳…のはず。

先月下旬、腎臓が悪いせいでもう長くないだろうという話を親から聞いた。今月上旬には腎不全だと聞いた。

動物のお医者さんが言うには「この値だとかなりつらいはずなのに、おとなしいですね」とのことだった。見た目はすごくおとなしかった。もともと静かな子で知らない人が来たら吠えるくらいの子だった。水をよく飲む子で、今思えば昔から腎臓が悪かったのではと思われる節があり、小さい頃はほぼ水しか飲まなかったが、ある時期から餌を食べるようになった。私が最後に会ったのは6月上旬。ほとんど寝ていて、時々神経の悪化で顎が痙攣していた。左足が動かない状態だった。

初めてこの子にあったのはいつだっただろうか。13年前というと私が北陸に行った頃か。

愛犬が北陸に一度だけやってきたことがある。その時、本当はよくないが一晩だけ、自宅に泊まったことがある。流石に部屋に入れるわけにはいかないので、玄関に寝かせようときていたが、特に何も拘束してなかったので、徐々にみんなのいる部屋に近づいてくる様子が可愛かった。

愛犬がディズニーランドの近くのホテルに連れて行ったこともあった。コロナ前。愛犬は車が苦手で、泡を吹きながら乗っていたのを覚えている。

月曜に危篤とは言われなかったが明らかに最期が近い状態と親から聞いて、その時に会社なのに泣いてしまった。夜も愛犬のことを思い出すと涙が出て眠れなかった。火曜には水曜の夜に実家に帰って様子見に行こうと決意した。その矢先だった。もしかして私の心を読んだのかな。そんなわけないか。土日に実家に帰れば良かったと後悔した。

私の中で愛犬の旅立ちは人生2回目だが、成人してから迎えた子だからか、思った以上にこたえた。もしかして私の中で自分の子どものように考えているのかもしれない。どうか安らかに。